屋上
ゴムシート&塩ビシートにはこれさえあれば!~アトム水性ブリード防止プライマーの紹介~
目次
はじめに
工場での雨漏りにお困りになったことはありませんか。
もし、シート防水を行っている場合、シートの撤去が必要となり費用と時間がかかってしまうことがあります。
そんな時に、アトレーヌ水性防水材を使用すると、シートの上からも塗装ができるため、撤去の費用を抑えることができます。
アトレーヌ水性防水材の詳しい説明はこちらの記事からご覧いただけます。
下地を選ばず、さまざまなタイプの防水材に施工ができますが、塩ビシートとゴムシートの見分けが必要になってくるケースがございます。
「ゴムシート」と「塩ビシート」は見た目や手触りが似ているため、少し見ただけでは違いが分かりにくいこともあり、見分けを誤ったまま防水塗装を実施すると思わぬトラブルの原因につながります。 今回のコラムでは塗装の話をする前に知っておきたい各シートの特長を説明します。
よくあるシートの違いと見分け方
屋上やベランダなどに施工されている防水用のシートは、用途によっていくつか種類があります。以下に代表的なものを挙げています。
特長 | ゴムシート | 塩ビシート |
---|---|---|
材質 | 天然ゴムや合成ゴム | ポリ塩化ビニル(PVC) |
柔軟性 | 非常に柔らかく伸縮性あり | 比較的硬く、引っ張りに弱い |
重さ | 重め | 軽め |
貼り継ぎ部 | 10cm | 4cm |
使用場所 | 屋上等(非歩行部) | ベランダ等(歩行部) |
上記の様に見分けることが出来ますが、実際にはシートの種類やメーカーによって異なる場合があり、また、劣化しているシートの場合見分けることが困難な場合もあります。
加えて、シート防水の塗り替えを行う際には、シートの撤去が必要となる場合があり、その際に費用がかさむことがあります。
そこでおすすめなのが、シートの上から塗装ができる〝アトム水性ブリード防止プライマー〟です
アトム水性ブリード防止プライマーとは
製品説明
樹脂:水性アクリルエポキシ樹脂
荷姿:14㎏セット(主剤7㎏/硬化剤7㎏)、3㎏セット(主剤1.5㎏/硬化剤1.5㎏)
主な特長
- シートの判別が必要ない
- オール水性の仕様が組める
- ブリード対策が出来る
といった3つの特長があります。
- シートの判別が必要ない
- 従来の仕様ではゴムシートと塩ビシートの場合では仕様が分かれているため、判別が難しいというご意見が多々ございました。
しかし、アトム水性ブリード防止プライマーであれば、ゴムシートと塩ビシートの判別が不要となります。悩むことなく施工することが可能です。
- オール水性の仕様が組める
- 従来の仕様ではアトレーヌウレタンプライマー+水性防水材の仕様を組んでおりましたが、アトレーヌウレタンプライマーが溶剤系のプライマーのため、臭気を気にする現場等では使いづらい場合もあり、水性のプライマーのご要望がございました。
そのため、アトム水性ブリード防止プライマーを使用することで、オール水性の仕様が組めるようになっております。
- ブリード対策が出来る
- 塩ビシートだけではなくウレタン防水にも可塑剤が含まれており、そのまま塗装をしてしまうと可塑剤が移行をして不具合が生じる場合がございます。
そのため、アトム水性ブリード防止プライマーを施工することで問題なく上塗りを施工することが可能となっています。
まとめ
今回のコラムでは、3つの特長を紹介させていただきましたが、「シート撤去が必要ない」「オール水性の仕様が組める」「ブリード対策が出来る」といった特長を持つ「アトム水性ブリード防止プライマー」は、シート防水の塗り替えを行う際に非常に便利な製品です。
シート防水が施工してあり、塗り替えのご検討をしている方にぜひご使用いただければと思います。
ご使用に関するご質問やご相談がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。