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建物の遮熱で熱中症対策!工場・オフィス・倉庫におすすめの方法

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目次

はじめに

まだまだ厳しい暑さが続いています。スマートフォンには「熱中症警戒アラート」が頻繁に通知され、建築現場では空調服が、学生はハンディファンを片手に歩く姿が日常となりました。個人レベルの熱中症対策は広がっていますが、「建物自体の遮熱対策」も非常に重要です。
「職場における熱中症対策の義務化」も始まり、さまざまな対策を検討する中、工場や倉庫、オフィスなど、建物から暑さを抑える取り組みも求められています。
本記事では、代表的な5つの遮熱方法をご紹介します。

屋根・屋上に関する遮熱対策の手段

遮熱塗料

方法
屋根表面に遮熱塗料を塗布し、太陽光(近赤外線)を反射。
効果
実測事例では屋根表面温度が10〜20℃下げる例もあります。
特長
色の選択や複雑な形状や部分施工にも対応可能。

遮熱シート(屋根裏・天井裏)

方法
屋根裏に遮熱性のあるアルミシートを敷設。
効果
放射熱を反射して、室内温度の上昇を抑制。
特長
施工が比較的容易で、既存の建物にも導入しやすい。

遮熱屋根材・2重屋根

方法
遮熱機能を持つ屋根材を使用。
効果
屋根自体が熱の侵入を防ぎ、伝導を抑制。
製品例
断熱金属屋根(ガルバリウム+断熱材)、遮熱瓦など
特長
コストは高いが効果も高く、太陽光パネルも考え方としては同構造です。

屋上緑地化

方法
屋根上に土や植物を配置し、自然の力で温度上昇を抑制。
効果
遮熱だけでなく断熱・防音にも効果あり。
注意点
重量や防水対策が必須のためメンテナンス頻度が高い。
特長
企業としてのイメージ向上やヒートアイランド現象の緩和。

散水

方法
スプリンクラーや散水装置で屋根を冷却。
効果
直後は温度低下が見込めるが、持続性には限界あり。常時散水が必要。
注意点
基材の腐食・水不足時の対応。
特長
必要な時間帯だけ使用できる

まとめ

以上の5つが代表的な「建物の遮熱による熱中症対策」(ガラスへの遮熱対策を除く)です。遮熱には、温度低下による労働環境改善だけでなく、省エネ効果や建物の保護といった付加価値もあります。
弊社は塗料メーカーとして、工場や倉庫、学校など幅広い現場で実績を重ねてきました。現地調査から製品提案、施工店の紹介まで一貫してサポート可能です。
まずはお気軽にご相談ください。建物から取り組む遮熱対策で、熱中症を防ぎ、安心・安全な職場環境を整えていきましょう。

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