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高齢の方が活躍する時代の行うべき安全対策

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目次

はじめに

日本人の平均寿命は、医学の進歩や生活環境の整備により、年々延びています。その中で高齢の方が社会で活躍する事が当たり前の時代であり、このような社会背景の中では、企業は高齢者が働きやすい環境を整備することを求められています。

働きやすい環境とは、転倒・滑落災害防止対策や、腰痛予防対策、熱中症防止対策、交通災害防止対策等があげられます。
今コラムでは、「転倒防止対策」について詳しく触れていきます。

高齢者はなぜ転倒するのか?

まず、高齢者が転倒する理由は、複数の要因が絡み合っています。加齢に伴い筋力やバランス感覚が低下し、体の動きが鈍くなること。これにより、ちょっとした不安定な場所でも転倒しやすくなってしまいます。また、視力や聴力が衰えることで周囲の状況に気づきにくくなり、危険を避けづらいことも要因の一つです。
前述したように、高齢者は小さな段差や、水・油などの滑りやすい所で、転んでしまう可能性が発生しやすく、転んでしまった場合も骨や筋肉が弱くなっているため、大けがにつながってしまう恐れがあります。

高齢者の転倒防止策

では、高齢者が働きやすい環境にするため、転倒しないように抑制する方法として、塗床材で出来る滑り対策、段差対策をご紹介します。

滑り対策

※写真①

※写真②

写真①のように、塗床材では、平滑(平らな表面の仕上げ)と防滑(ざらざらとした表面の仕上げ※写真②)を選択することが出来ます。
汚れを嫌うクリーンな環境を作りたい場合は、平滑がおすすめです。
水や油を使用したり、かかるような場所、フォークリフトや人が滑る危険がある場合は、防滑を選択することがおすすめです。

※防滑仕上げについては、後日、“階段の塗装ってどうしたらいいの?防滑仕上げで安全性向上!”をアップロード予定です。ぜひご参照ください。

防滑性と清掃性

食品工場など、衛生面を求められる場所では、防滑性に加えて、清掃性も求められます。表面がざらざらしている防滑仕上げにすると、凹部に食品のカスなどが詰まってしまい、簡単に掃除では取れなかったり、平らな表面の仕上げの場合だと、転倒事故が起きてしまうといったジレンマに直面します。
そんなときは「フロアガードU F-2/F-4」がおすすめです。

写真③

フロアガードU F-2/F-4の見た目は平らな表面をしていますが、顕微鏡で見てみると非常に細かな凹凸がある為、水膜現象を抑え、すべりにくくなります。

フロアガードU F-2/F-4の製品詳細はこちら

段差対策

コンクリート床の工場や店舗で、フォークリフトや台車の往来や、重たいもの落としてしまったなど、コンクリートに欠損が出来る事はよくあります。簡単に補修しようとセメント等で埋めても、すぐに割れてしまう。高齢者のみに関わらず、転倒事故につながる為、放置するわけにいかず頭をかかえているという方は多くいらっしゃいます。 こんな時、塗床材で解決する事ができます。

※段差補修について詳しくは下記のコラムをご覧ください。

欠損や段差が起こす問題や対策方法

まとめ

高齢者の方が、元気に働く環境を作る事は、今後の高齢化社会では必須となってきます。
また高齢者に関わらず、働く環境をかえていくことが安全対策につながります。
塗床材で、段差修正・滑り防止をして、事故の無い安全な職場づくりをしませんか?

アトミクスでは、現場調査や適切な塗料の選定・施工指導まで対応しています。塗料の購入先のご紹介も可能です。
小面積でテスト施工を行い、実際の仕上がりを確認することもできますので、まずはお気軽にお問合せください。

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