屋上
【JIS取得のウレタン防水!】自分たちでも施工可能なアトレーヌイージーワンエコN施工のススメ
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目次
はじめに
雨漏りの原因、第1位はなんでしょう?それは“屋上”です。
建物の寿命を縮める最大の敵——それは、目に見えない“水の侵入”です。特に屋上は、紫外線・風雨・寒暖差といった外的要因に常にさらされ、構造体の中でもっとも劣化が進みやすい部分です。
表面上は問題がないように見えても、内部では防水層のひび割れや膨れ、下地との密着不良など劣化が進行しているケースも少なくありません。こうした劣化を放置すると、雨漏りによる内装の損傷や鉄部の腐食、さらには資産価値の低下につながる恐れがあります。
今回は、そんな“屋上防水”を自分たちでJIS A 6021取得の「アトレーヌイージーワンエコN」を施工してみませんか。
「アトレーヌイージーワンエコN」の特性
施工が簡単
混合不要:二液型と違い、主剤と硬化剤を混ぜる必要がないため、攪拌ミスや混合比ミスが起こりません。
開缶してそのまま使えるので、手間が少なく作業効率が良いです。
施工方法は市販のウールローラー(中毛)で施工が出来ます。
毛抜けの少ないタイプのローラーがお勧めです。
小規模施工に最適
手軽に扱えるため、バルコニーやベランダなどの小面積施工に向いています。
少量ずつ使えるので、補修工事にも向いています。
もちろん、大規模の屋上防水にも使用可能です。
保管・管理が楽
二液硬化型ウレタン防水材で準備する硬化剤を別に管理する必要がないので、在庫管理が簡単です。
余った材料も保管しやすく、再利用しやすいという利点もあります(※湿気硬化型の場合は密閉保存が必要です)。
安定した品質
混合の手間がないため、品質のバラつきが少なく、仕上がりが安定します。
特に経験の浅い従業員でも一定の品質で施工することが可能です。
環境条件の適応性
湿気硬化型になっており、空気中の湿気で硬化するため、比較的施工環境の制限が少ないのも特徴です。
まとめ

いかがでしたか。屋上防水は、“今すぐ漏れる”ものではありませんが、気づいた時にはすでに内部で劣化が進んでいることが多い部分です。雨漏りが発生してからの対応では、修繕範囲が広がり、費用も時間もかかってしまいます。
だからこそ、定期的な点検とメンテナンスが重要です。建物の維持保守といえば外壁や窓に目が向きがちですが、屋上にも日頃から少し気を配ることで、大切な資産を長く、安心して使い続けることができます。
私たちは、そうした“建物を長く大切に使う”ためのサポートをこれからも続けていきます。屋上にも、ぜひこの機会に目を向けてみてください。
それが、安心と快適な環境づくりへの第一歩です。