目次

はじめに

「深層心理」これは無意識の内に抱く心理です。ここを揺さぶる一つの要素として、色というのは重要なファクターです。自分の部屋や職場等においても、色によって心理的影響を与えることが可能となります。

さて、工場や倉庫の改修で塗料を使うことがありますが、色々な場所で使用する材料は変わります。
ただ色に関してはある程度自由にお客様が選ぶことができます。どのような効果をもたらしたいのか想像ながら、ぜひ快適空間を創造してください。

※外壁などの建物の外観については景観法や景観条例に関わる恐れがありますので、別途確認が必要になります。

色による心理学的な影響

ここで一般的に言われる、それぞれの色が心理的にどのような感情を与えるかの表を記載します。

ごもっともと感じる感情反応と、「？？？」がでる感情もあるかもしれませんが、このように言われることが多いです。
色のもつ力を上手く使えば「作業改善」や「職場の雰囲気改善」または「取引先との交渉の改善」にもつながるやもしれません。
職場の雰囲気が良くなることで、プライベートの活動も向上して、ワークライフバランスも少しは変わるかもしれません。

話はかわりますが当社が主力で扱っている床用塗料では、グリーンが選ばれる事が多いです。実は、お客様から「どうして緑が多いの？」と聞かれる事も多々あります。明確な答えは一つに絞れませんが、リラックスやストレスのことを考えると、このような心理的影響から選ばれているとしたらチョット納得できるところもありますね。

こういった色の基礎知識や活用方法を学べる・生かす資格としてカラーコーディネーター検定試験という検定があります。1～3級まであり、色を活かした仕事をしたいのであればぜひ挑戦してみてください。

色と風水

またどの方角に何色をおくか、という相性もあります。
北面に白・アイボリーをおくと心を落ち着かせる・信頼関係や貯蓄運を高める効果がある等、このような相関関係がいわれていますが、そこまで詳しく書くと風水のコラムになってしまいますので……ここからは、興味のある方は調べてみてください。

おわりに

日頃、直観的に感じてるかと思いますが、色はやはり人の感情を左右します。
自分な好きな色を使って自分をコーディネートするもよし、TPOに合わせて色をコーディネートするもよし……工場や倉庫も目的をもって色を選ぶことで、職場や周りの人の感情をポジティブな方向に揺さぶってみましょう！

このコラムでとりあげた例のほかにも、その土地に根付いた文化の色や、社員の発案や多数決で決定した色、コーポレートカラーなど、色にこだわりをもって改修することで、イメージの刷新をはかることができます。
そして人の深層心理を内から変えてみるのも、いい意味で職場の意識改革につながるかもしれません。

もし工場、倉庫の改修を考えているお客様は、ぜひ一度ご相談ください。お客様のニーズと塗料の機能性をマッチさせたうえで、塗料の購入先や、専門業者のご紹介をさせていただきます。また、色のご希望があれば、可能なカラー展開のなかから、ご希望に沿える色のご紹介もさせていただきます。
まずはお気軽にお問い合わせください。