概要

工場の出入り口ともなれば、さまざまな人やフォークリフトや台車の通行が発生しますよね。
下地がガタガタでは、台車に乗った荷物が崩れて落ちたり、油がしみた床面では作業者が転倒し怪我の要因となります。さらに、雨の日ともなれば、フォークリフトのタイヤすべりが発生することで危険を伴ったり、歩行時においてもグリップ力が弱い床面では転倒などにより労災に発展してしまうリスクがあります。塗り床材の専門メーカーであるアトミクスでは、そのようなスリップ・事故対策が可能なすべり止め効果のある塗り床材を取り揃えています。ぜひ貴社の安全対策としてご検討ください。

目次

どのようなすべり止め塗料（効果）があるの？

塗り床材で施工するすべり止め塗料は、通常では、塗料にすべり止め効果のある骨材（硅砂など）を混ぜ込んだり、下塗り塗装時に骨材を散布し上塗り工程でサンドイッチすることですべり止め効果を出します。塗膜の厚みについては、厚膜型（1mm～10mm）のものや薄膜型（１mm未満）のものまでさまざまな製品をラインナップしています。本コラムではその要求性能に応じた工法をご紹介します。

場面別すべり止め工法

すべり止めを利かせたい場面はさまざまあると思いますが、以下によくお問い合わせのあるすべり止めをしたいシーンについてご紹介します。これ以外にも自社のお困りごとをご相談いただければ、現場経験の豊富なアトミクスがお客様のやりたいことの実現に向けご提案させていただきます。

1. フォークリフトの往来が激しく工場の出入口付近でスリップ事故をなくしたい
   「フロアトップ#7000 」マークレス強防滑工法
2. 台車を通行させる通路部で勾配のあるスロープ部分
   「フロアトップ#8500 」防滑工法
3. 工場事務所棟玄関タイル床面入り口のすべりをなくす
   「フロアトップアクアフォルティス」コーティング防滑工法
4. 食品工場屋内作業場、水・お湯を使い食品パレットも引きずるため、耐熱性に加えて高耐久のすべり止めを希望
   「フロアガードU」モルタル工法
5. 食品工場内作業場、水・お湯を使い床面は常に濡れた状態。1日で施工が完了することを希望
   「ウェットガードプライマー＋#8000 耐熱」工法
6. お客様駐車場で劣化したアスファルト面をきれいにしたい
   「水性パーキングブラック」、「水性ハードライン」
7. お客様駐車場や運動場の鉄棒箇所でカラー化してきれいに見せ、遮熱性能もほしい
   「フロアトップ＃1000 」速乾遮熱

いかがでしたでしょうか？
労災事故で転倒や転ぶといった事故は、原因の上位にきていることからも、しっかりと対策しておきたいですよね！上記事例を参考としていただき、それぞれの向上に見合った滑り止め対策をご検討いただければと思います。