概要

屋根を塗装しよう！このタイミングはいつなのでしょうか？普段から見えるところにないのでなかなか思いつきにくいかもしれません。また準備・工期もかかる話なので計画的に考えていく必要もあります。
屋根の塗り替えは、付加価値・外的要因で計画するタイミングと、屋根自体の営繕の必要性があり計画するタイミングがあります。ここではそのタイミングを考えていきます。

目次

付加価値・外的要因のタイミング

1. 太陽光パネルの設置
   自社で電力確保・電力削減。また、CO₂削減による企業価値向上などさまざまな考え方で太陽光パネルの設置を検討する企業が増えてきています。
   代表的な設備として太陽光パネルを挙げましたが、このような設備をした箇所はメンテナンスがし難くなります。設置する前に屋根塗装をすることはよくありますが、同様に配管等の設備改修・取り換えなども検討する場合があります。
2. 電力削減を考える
   電力削減の方法として、脱炭素社会におけるCO₂削減による企業価値向上で遮熱・断熱塗料を塗装する。太陽光パネルと考え方は類似しています。施工箇所により効果は様々ですが使用電力力を減らす効果に一役買う事は見込める可能性を有します。当然ですが屋根素材の早期営繕にもつながります。
3. 外壁塗装と抱き合わせ
   安全対策の一環で屋根・外壁のメンテナンスをする場合は、足場を設置する必要があります。この足場の設置には当然費用が発生します。同時の施工で回数を減らした方がお得になりますので、ひとつのタイミングとして考えたいところです。

屋根自体の修繕

屋根自体を定期的に確認するのはなかなか難しいため、ドローンを使った定期点検を行うことも有効です。データで残しておけば状況確認・劣化の進行度も把握可能となります。ドローン飛行による状態確認はぜひアトミクスにご依頼ください。

素材劣化度で検討する場合は

①チョーキング	②錆の発生
③塗膜等の剥離	④漏水

の項目に注目してください。
漏水に関しては緊急的要素もあり早期の修繕が必要となりますが、①～③はどのタイミングでというのが難しいところがあると思います。「早め・早めの対策」が建物の長期寿命化には大切。コストもその分抑えることができます。