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気になる!建物を生かした面白い広告アイデア
概要
建物を生かした広告には、プロジェクションマッピングのような夜間に外壁に投影するものや建物自体をライトアップする手法が知られています。観光の経済効果はさることながら、こうした手法を取り入れることで企業ブランディングにもつながります。企業としては認知度のアップをはじめ、SNSで話題になれば求人採用にも良い影響をもたらすかもしれません。せっかくやるなら、より効果的な広告を出したいですね。このコラムでは、既存の建築物を傷付けることなくさまざまな表情を生み出せる手法について紹介します。
目次
建物を生かした広告について
OOH(Out of Homeの略称)は家庭以外の場所で展開されるメディアを指します。チラシ、看板や電柱広告、交通広告などの総称です。国土交通省では、屋外広告物を規定しており「常時又は一定の期間継続して」「屋外で」「公衆に表示されるものであって」「看板、立看板、はり紙及びはり札並びに広告塔、広告板、建物その他の工作物等に掲出され、又は表示されたもの並びにこれらに類するもの」をいいます。ここでは屋外広告から、特に既存の建物を活用する広告手法に着目します。
自在な映像で宣伝。プロジェクションマッピング
近年、プロジェクションマッピングの経済効果が注目されています。医療の現場や、工場の組立ラインなど、実務的な使われ方もありますが、ここではメジャーかつ話題性のある映像美を楽しむ使い方でメリットをご紹介します。
一つ目は外部へのPRです。外壁に社名とアニメーションを投影するほか、閉店後の店舗シャッターを利用する方法や、ガラス張りの壁にスクリーンを降ろして投影するなどさまざまな方法があります。
イメージの向上につながる幻想的な映像はもちろん、製品ラインナップの紹介などもオススメです。映像自体が明るいため、夕方から夜にかけてあたりが暗くなってくると、通行人の目を引きます。営業時間以降も宣伝ができる効果的な方法といえるでしょう。
二つ目は空間演出です。内壁に壁紙がわりに投影すれば、店内の雰囲気づくりにも貢献します。店舗の入り口におしゃれな映像を流すことで、お客様への目印として活用するスタイルもあります。また、様子を動画や写真で撮影できるため、鑑賞者がSNSに投稿して広まることも期待できます。
このように、プロジェクションマッピングでは建物へのダメージもなく、華やかな演出をすることができます。企業の存在をアピールするだけでなく、SNSでの話題作りにも繋がります。
Googleマップで発見!? 技ありデザイン屋根・屋上
道路や電車での通勤中、目印にしていたり、つい気になってしまう建物はありませんか?無意識に視界に入ってくることで記憶に残る経験をしたことがある人は少なくないと思います。記憶に残りやすいのは、変わった形状や、外壁の色や文字、デザインが描かれているなど、見た目が印象的な建物ではないでしょうか。
ここからご紹介するのは、改修を行う際の屋根への文字書き施工についてです。重量などの制限を受けにくく、塗装は屋根の形状に左右されにくいため、折板屋根など複雑な屋根にも施工できます。
最近は竣工の記念に建物のドローン空撮を行う工場も珍しくありません。デザイン性だけでなく、事務所の入口や通路などに空撮写真を飾っておくことで、来訪者との話のネタにもなります。
また、屋根の様子はGoogleマップの航空写真にも反映されます。現在ルート案内にGoogleマップを使用されている方も多いので、工業地帯など外観の似た建物が多いなかでも、航空写真で確認すれば迷わず辿り着けるというメリットもあります。
※地域によっては屋根への文字書き施工は屋外広告とみなされて、制限を受ける場合もあります。
デザイン屋根・屋上は企業認知度アップだけではありません!
屋根に文字やデザインを描くことは、自社をアピールできるだけではありません。
大きな目的として、緊急時の備えの一つとしての施工が挙げられます。
近年、災害の発生時には、報道陣をはじめとするヘリコプターの空撮で被害状況を俯瞰的に伝えています。たとえば、災害時に帰宅困難となり、会社で救助を待たなければならなくなった場合、自衛隊・消防・報道などのヘリコプターに向けたSOS発信や、会社位置を知らせる際に役立ちます。
実際に施工される例
- 会社名
- ロゴデザイン
- ヘリポート
いかがでしたでしょうか。
このように、アイデア次第で建物のさらなる利活用が広がります。
弊社では、ドローンによる屋根の調査診断システムおよび全工程水性型で屋根塗装できる製品「アクアルーフ」を取り揃えています。また、ドローンで空撮した写真も贈呈しています。ぜひ、ご検討ください。