ドローンを活用した産業は年々広がりを見せており、さまざまな分野で市場検討や利用が進んでいます。
このコラムのホームである「工場塗装ガイド」でも、ドローンに関する記事を多く掲載しており、弊社としても非常に注目し、積極的に取り組んでいる分野です。
特に建築関係では、主に調査や管理を目的として使用されるケースが増えています。
背景には、以下のようなメリットがあります。

• 安全・安心な調査が可能
  （調査時の墜落・転落による怪我・死亡リスクの低減）
• 通常では確認できない箇所も調査可能
• 俯瞰・細部までの調査可能
• リアルタイムで共有化・確認が可能

さらに、ドローンの活用が注目されるもう一つの理由が、「スピード」、「時間短縮」という点です。効率的な作業が求められる現場では、ドローンの存在がますます重要になっています。

下記に２つの物件おける調査の所要時間を記載します。

・ドローンおよびASシステムを使用した場合

現場での状況確認のみであれば、調査時間は１時間～１時間半程度で終了します。
（※計測時間は屋根の形状によって異なります。）さらに面積測定や報告書作成等に約２時間を要し、診断完了まで含めると、合計約3時間強で終了します。

・人の作業による場合

ドローンを使用せず、人が屋根に上り、全域を歩行して現場確認、調査、面積測定、報告書作成を行う場合、約5時間程度かかります。
（※現場確認、調査等を一部のみにした場合や、面積を図面から読み取った場合は所要時間が変わる場合があります）

人員不足・効率化・生産性の向上にもドローンを使った調査は有効です。

まとめ

人が行うと危険な屋根の点検・調査も、ドローンを活用すれば安全性を高めて取り組むことができます。弊社のアトムサーベイシステム(ASシステム)をご活用いただき、工場や倉庫の屋根を守り快適で安全な職場環境を保ちましょう。
屋根のことで気になることがあれば工場塗装ガイドにお問い合わせください。