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職場における熱中症対策の義務化とは

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目次

はじめに

今年も暑い夏がやってきました。梅雨明け前から気温が30度を超える日が続き、暑くて大変な状況が始まり、熱中症を警戒するニュースもちらほらと聞こえてきます。
私は外回りの営業で車移動が多いのですが、エアコンをかけっぱなしで仕事をせざるを得ない状況です。外仕事の方は空調服を着て暑さ対策をしながら作業している姿を横目で見ていると、大変だなと思います。
しかし、外仕事の方だけでなく、工場や倉庫などの屋内で働く方も熱中症対策が必要です。そのような中で、厚生労働省より職場における熱中症対策が罰則付きで義務化されました。
そのため、今回は熱中症対策の義務化についてと、屋内での熱中症対策に役立つ製品をご紹介します。

職場における熱中症対策の義務化とは

熱中症は気温や湿度が高い環境下で発生しやすく、特に夏季の工場や屋外作業では注意が必要です。また「初期症状の放置・対応の遅れ」が死亡・重篤化につながる可能性も他の災害より高く、めまいや頭痛などの初期症状が現れた段階で速やかに対処することが重要です。予防策としては、十分な水分補給、適切な休憩、通気性の良い作業着の着用などが挙げられ、職場全体での適切な判断と対応が非常に重要となります。

夏季の気温と職場における熱中症の災害発生状況(H24〜)

夏季の気温と職場における熱中症の災害発生状況の図

夏季(6月から8月)の気温偏差

夏季(6月から8月)の気温偏差の図

職場における熱中症による死亡事故の傾向

政府は、熱中症による死亡事故の発生を防ぐため、職場における熱中症対策を強化することを決定しました。
この対策としてまずは、暑さ指数(WBGT)が28度以上又は、気温が31度以上、上記いずれかの条件下で、作業が連続1時間以上または1日4時間を超える事が見込まれる場合という義務つきの条件の元「体制整備・手順作成・関係者への周知」を企業に義務化しました。

職場における熱中症による死亡事故の傾向の図

弊社がご協力出来る「環境整備」

そのような中で塗料メーカーとしてご協力出来る事といえば環境整備のお手伝いとなります。
上記の暑さ指数(WBGT)が28度以上又は、気温が31度以上、に出来る限りしない作業環境にするには一般的に

  • 送風機・空調設備を導入し、屋内作業では冷房や換気を徹底。空調服を着用する。
  • 遮熱対策として、遮熱塗料、遮熱シート・テントなどを使用し、熱の侵入を防ぐ。

といった対策が必要となります。
他のコラムでも既に紹介しておりますが、全工程水性化で環境に特化した「アクアルーフ」高膜厚・省工程で工期短縮可能な「アトム遮熱バリアルーフ・アトム遮熱バリアルーフSi」を上市しております。

まとめ

作業環境を整えれば全て終わりではありません。大事な社員様の健康と安全の為に、適切な対策「体制整備・手順作成・関係者への周知」をよろしくお願いいたします。その中で対応策に迷っている・困っている方がいらっしゃれば当社にお問い合わせください。

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