床
床の段差を補修して、工場の安全と快適さを維持
概要
床に発生している「亀裂」「クラック」は、作業場の環境を悪化させる原因となります。小さな段差でも放っておくと作業環境の障害となり、事故につながる危険性があります。
そこで今回は、従業員の皆様でも手軽に使用できる、「自補修キット」や「補強材」をご紹介いたします。
目次
亀裂が広がってしまうと床はどうなるのか
工場の床はリフトなどの重量物が頻繁に通るため、摩耗や劣化が進みやすくなります。特に亀裂部分においては、リフトの繰り返し走行によって欠けやすく、さらに亀裂が広がりやすくなります。
そのまま放置すると凹凸にゴミが溜まりやすくなり、つまずきなどの事故の原因にも繋がります
写真のような状態はありませんか?
・清掃がしにくい
・ゴミが溜まってしまう
・水が溜まってしまう
などがないか確認しましょう。
フォークリフトの通行する通路や取り回し場所
工場内への出入り口にあるスロープ、また倉庫内外の取り合い場所では、躯体の打設部の継ぎ目で割れや段差が発生しやすく、このような箇所に関するお困りごと、ご相談が非常に多くなっています。
コンクリートの補修材などで埋め戻しを行うのが一般的ですが、それでも再び割れが発生し、修繕を繰り返していることが多いようです。
・段差の修繕
・つまずきの改善
・ゴミだまりの減少
・通行がしにくい
・フォークリフトでの運搬で荷崩れの不安を解消
これらを解決する商材として、簡易的に自分たちで直せる材料をご紹介します。
・リペアキッド(補修小僧)「樹脂モルタル系」段差補修材「樹脂モルタル系」などの自補修材。割れる動きに対して追従させる
・U-100NEOクラック追従工法「ウレタン樹脂」があります。
いずれも耐久性を備えた材料で、仕上げの塗装と含めて使用することで、更に美観性を上げることができます。
メリット | デメリット |
---|---|
床面を長期的に保護できる(自補修可) | 低温化下環境の場所には適さない |
フォークマンの運搬作業が安全になる | 専門業者での仕上げが必要 |
安全対策で防滑仕上げも可能 (スロープ箇所など) | 大きさが限定されます |
U-100NEOクラック追従工法
※リフト走行で3週間経過 亀裂や割れなし
採用実績が豊富です
物流製品保管倉庫では、業種を問わずフォークリフトの安全対策と従業員の安全な歩行が求められます。今回ご紹介した製品は、さまざまな場所で採用されています。特に食品工場では、衛生面の配慮が必要なエリアで多く使用されています。
- 湿潤面やウェットエリアにも対応可能な仕様があります(豆腐工場)
- 乾燥が早く、短時間で仕上げができる仕様があります(漬物工場)
- 臭気が少なく、食品工場などの環境でも作業が可能です(飲料水工場)
まとめ
ご紹介した塗り床材は、亀裂に柔軟に対応し、高い強度を持つ補修材です。重量物を運搬するフォークリフトの走行にも長期間耐え、作業場に合わせた最適な選定が可能です。
現場の安全対策や環境改善をお考えの方は、ぜひ、今すぐお問い合わせください。